鞄の生地には、ホツレ止めとして裏面にコーティングする場合が多いのですが、裁断や縫製する際に裏表の見分けがつかない生地があります。
裏表を間違って、裁断縫製してしまうと、コーティング面は、埃が付きやすいので、そのまま製品が完成すると取り返しのつかない事になってしまいます。💦
そんな中、お問い合わせで時々あるのが「この生地どっちがオモテなの?」(?_?)
これはホントに厄介な話で、うちの新入営業マンもお問い合わせに対し、どう説明すればいいのかと必ずぶち当たる壁なんです。
手で触ってみたり、コーティング剤のツヤ感を見てみたり、「ナイロンツイルなら、右上がりノの字がオモテなので、その反対が裏面という事で。。。。」とか、または染工場に問い合わせし、この反物は中オモテ巻きか外オモテ巻きかを確認したり、色々な方法で探りあてます。
例えば、お客様にお届けする生地スワッチを作る際は、すでに小さくカットされた生地では、なおさら分かりにくく悩みます💦
でもそんな時、見分ける方法として、一番簡単で間違い難いのが、消しゴムを押し付けてみる事です👍
消しゴムにくっついてくる方がコーティング面、つまり裏面です。💡
くっついてこなくても指先の感触で「ムチっ」とするのが分かるはずです。
この「ムチっ」とした感触がわからないとおっしゃる方もいますが、そこは感覚の慣れもあるので、一度トライしてみて下さい。☺
きっと、わかってもらえる日が来ます。(笑笑)
余談ですが、私は仕事中は、エプロンをしているのですが、実はポッケにいつも小さな消しゴムを忍ばせています☺
それでもわからない時は、どうぞご遠慮なく、弊社営業部へお問い合わせください。☺