強いぞ!軽くて最強コンビ:コーデュラ スペクトラ リップPU

引裂きや摩耗に強いコーデュラナイロンに、米国Honeywell社の軽くて耐切創性に優れたスペクトラ®繊維を格子状に配した最強素材です!!

コーデュラナイロンだけでも強いのに。。。。
ボディアーマーなどの軍用品から釣り糸まで、強度と軽さを求められるフィールドで巾広く採用されているスペクトラ®です。
特徴としては、同じ条件下で鋼の15倍もの引張強度があり、比重が0.97で水にも浮く程軽量な高分子ポリエチレン繊維です。

経糸、緯糸ともに210dコーデュラナイロンと200dスペクトラで、4mm角のリップストップになっています。
表面には、撥水加工、裏面にはポリウレタンコーティングを施しています。
7色展開で、コーデュラ部分を染色し、スペクトラは白色です。

絶賛発売中です!!☺

この生地はどっちがオモテ⁈


鞄の生地には、ホツレ止めとして裏面にコーティングする場合が多いのですが、裁断や縫製する際に裏表の見分けがつかない生地があります。

裏表を間違って、裁断縫製してしまうと、コーティング面は、埃が付きやすいので、そのまま製品が完成すると取り返しのつかない事になってしまいます。💦

そんな中、お問い合わせで時々あるのが「この生地どっちがオモテなの?」(?_?)

これはホントに厄介な話で、うちの新入営業マンもお問い合わせに対し、どう説明すればいいのかと必ずぶち当たる壁なんです。
手で触ってみたり、コーティング剤のツヤ感を見てみたり、「ナイロンツイルなら、右上がりノの字がオモテなので、その反対が裏面という事で。。。。」とか、または染工場に問い合わせし、この反物は中オモテ巻きか外オモテ巻きかを確認したり、色々な方法で探りあてます。

例えば、お客様にお届けする生地スワッチを作る際は、すでに小さくカットされた生地では、なおさら分かりにくく悩みます💦

でもそんな時、見分ける方法として、一番簡単で間違い難いのが、消しゴムを押し付けてみる事です👍

消しゴムにくっついてくる方がコーティング面、つまり裏面です。💡
くっついてこなくても指先の感触で「ムチっ」とするのが分かるはずです。

この「ムチっ」とした感触がわからないとおっしゃる方もいますが、そこは感覚の慣れもあるので、一度トライしてみて下さい。☺
きっと、わかってもらえる日が来ます。(笑笑)

余談ですが、私は仕事中は、エプロンをしているのですが、実はポッケにいつも小さな消しゴムを忍ばせています☺

それでもわからない時は、どうぞご遠慮なく、弊社営業部へお問い合わせください。☺

摩擦強度が高耐久な次世代合皮:デューロン

Twitterの引用ですが、従来製法で作られた合皮(画面右側)と高耐久次世代合皮デューロン(画面左側)の表面をスチールの鍵で擦ってみた画像です。

https://twitter.com/i/status/1346593320638636032

動画では、わかりにくかったので、クローズアップしてみました☺ ⇩

ご覧の通り、従来の合皮(右側)はキズが付きますが、デューロン(左側)には、ほぼキズが付きません。
素晴らしい(自画自賛☺)笑。

デューロンは、ゴムライクな質感ながらも高純度のウレタン樹脂を使用している為、表面にキズが付きにくい高耐久合皮です。
新しい製法によりVOC(揮発性有害物質)を大巾に削減させ、また製造工程の合理化でCO2も70%以上削減させた環境配慮型のポリウレタン素材です。

さらに、裏基布には、ポリエステル600dを使用し、引裂き強度を高めています。
当然雨の日の防水効果もあり、意外や意外軽いんです!

下の写真様に素材の持つマット感とツヤプリントの対比でモード感のあるゴムライク素材を表現出来たり。。。
軽くてボリューム感を持たせたウレタンBDやパンチングなど様々な加工が可能なので、二次加工を施す事でデザインの巾も広げることが出来ます。


Ballistic(バリスティック)という名の由来

Ballisticは、「弾道」という意味で、第一次世界大戦時にケブラーやダイニーマなどのスーパー繊維が無い時代に当時のDUPONT社(米)が、防弾チョッキ用に極太ナイロンを2本の糸で撚って織り上げた生地の織り方の名前です。
なので、綾織や細番手の糸、ポリエステルなどの異素材は、Ballisticとは言えません!!

弊社の「1680dコーデュラ」は、経糸、緯糸ともに840dのコーデュラナイロンを2本引き揃えて織り上げた正真正銘の「CORDURA BALLISTIC NYLON」です!!
ちなみに現在のDUPONT社は、ナイロン糸及び生地は生産しておらず、INVISTA社が供給と開発を担っています。

裏面にPUコーティングしたタイプで7色を在庫しています。

●コーデュラバリスティックPUを1m単位でご購入を希望される方はAmazonからどうぞ ⇩
https://www.amazon.co.jp/dp/B08DTCHZYL/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_v6e0FbBBY7QGN

再生ナイロン:リサイロン® Recycle Nylon Fabric

大きく出るつもりはなく、またそんなことも出来ないし、でも少しずつ環境への負担を減らす事を考えて再生ナイロンを生産しました。

糸としてのGRS認証(Global Recycled Standard:グローバル リサイクルド スタンダード)を受けていて「GRS認証の糸を使用した生地である」証明としてTC証明書もあります。

紡糸工場など製造過程で工場から出る廃棄物を利用した糸で作られた素材です。
廃棄物を減少させることで、焼却炉から出る温室効果ガスも減少出来て、結果的に原材料として原油への依存を軽減します。

上の写真は、織布工程のひとつで経(タテ)糸を織機に仕掛ける為の準備をしているところで、経糸を管に巻き取ったもの(チーズとかコーンと呼んでいます。)が、沢山並んでいて、リサイロン®は、13500余の本数の経糸が並んでいます。
この様に生地を作るのには、結構な準備や作業が必要なので、製品を使っていただく時は、サスティナビリティの視点からも末永く大切にされる事を願っています。☺

大切な未来の家族を守るため、出来る事から少しずつ。。。

リサイクル100%で出来ていて、表面には撥水加工、裏面にはウレタンコーティングを施してホツレが出ないようにしています。

基本の6色は、裏コーティングなしでの在庫もしております。
(#11黒・#41ネイビー・#14グレー・#24ベージュ・#72コヨーテ)
アパレルでご検討頂くなら、洗濯の事を考えてコーティングなしをお勧めします。
(品名:リサイロンDS)

※織ネームと下げ札もご用意しております。

抗菌・防臭裏地に新色が追加:クリンベレNY-210d/420d

●クリンベレNY-210d

●クリンベレNY-420d

この生地でバッグの中が清潔に保たれ、臭いも抑えることが出来ます。
バッグ用の裏地素材として抗菌・防臭加工したナイロンオックスで210dにグレージュと紺、420dに紺を追加しました。
抗菌加工することで、臭いの基となる菌を抑制することが出来ます。
ナイロン素材なので、軽量で色落ちの心配もなく、もちろんバッグ以外にも用途は様々です。

実は開発当初、黒だけあれば十分なのではと先行販売をスタートしたのですが、バッグの内装として内ポケットなどを利用する際、黒だとわかりにくい、表素材に合わせて薄色などバリエーションが欲しいなど、様々なご意見を頂きました。
ここだけの話、何より黒だけでは、あまりにも選択種が無くて、提案させていただく私達も味気ないの一言だったのです😅

そして、まずはご要望が多かった色を追加し、在庫販売させていただく運びとなりました。

下げ札とピスネームもご用意しております。

トウキって陶器?

まずは、名前の由来から。。。

これは開発当初、短繊維のコットンの様な肌触りが、卵の殻の様な感触をイメージし、仮名を「EGGSHELL」と名付けられていました。

江戸時代から明治にかけて、輸出向けの陶器の中でも特に技術が高く、卵の殻の様に薄くて丈夫な陶器を西欧人は、「EGGSHELL」と絶賛を博したそうです。

そんな由来を持つ陶器に付けられた「EGGSHELL」を残せたらと陶器(トウキ)と名付けました。

我社の生地のネーミングは、何かしらの由来と掛け合わせることで、開発の思いをのせて愛着を持って頂ける様、ネーミングのヒントとしています。
そうすることで、まるで家族が巣立つ様に社員は基よりお客様に名前の由来を聞かれた際のエピソードとなれば。。。と
しかしながら、色んな商品を開発する中、その時代の感性のみで作り上げた素材もあり、その瞬間生地を見て閃いた商品名を採用することが多いのも正直なところです。

そんな「トウキ」という素材は、ゲリラ豪雨でも安心な超撥水テフロン加工のポリエステル300d。
防汚性、撥水性、撥油性に優れた素材なので、こんなにナチュラルな表情でも機能性も兼ね備えた逸品です。
使用した糸は、DTY(※)とスパン糸(短繊維)で、コットンの様な質感が特徴です。
ポリエステルなので、色落ちもなく軽量です。
※DTY:Draw Textured Yarn ウーリー加工でポリエステルの長繊維に撚りをかけ、パーマの様に熱をかけて縮ませ、短繊維に近い外観と手触りの糸。

※仕様については、予告なく変更される場合がございますので、ご了承下さい。

3種類の糸:エプソン

この生地、すごい立体感ないですか?
でも見た目ほど、ゴワゴワしてなくて、小ぶりなデザインにも使えそうですよ。。

この生地は、ナイロンとポリエステル、更にカチオン糸(※1)の3種類の糸を交織し、染め分けの効果で、シャンブレー感に加え立体感のある素材に仕上がっています。見る角度によって、表情が豊かなので、シンプルな中にも存在感があります。

トップランの定番商品の中でも、かなりの年長さんで実績のある素材です。!!

平面で見るより、バッグなどの製品にし、立体的に見ていただくとわかっていただけると自負しております、(^^♪


(※1)カチオン糸・・・通常のポリエステルは、高温高圧の分散染料で染められており、染料が繊維と繊維に挟まれているだけなのです。
でもカチオン可染糸は、繊維と染料がガッチリと結合した状態なので、色移りの心配が少ないです。
また高温高圧で染色される通常のポリエステルに比べ、常圧で染色されるカチオン糸は、エネルギーの消費量が少なく、CO2の削減にも大きく貢献しています。

OEM生産やってます。

長年培ってきた素材開発のノウハウを活かして材料を調達し、日本をはじめアジア各国で最適な生産地を選び、製品のお手伝いをしています💼👜

バッグ以外にも服飾雑貨やペット用品、傘や工具入れ、携帯カバーや様々な収納ケース、などいろんな物を作らせていただいてます。

そりゃ~結構、以外なものまで。。。😲 

最近では、エコバックや抗菌、抗ウイルスシートを利用したマスクケースなどなど。。。

製品の生産をお考えの方は、是非一度ご連絡くださいませ~!😊

抗菌・防臭裏地のご紹介!!:クリンベレNY 210d/420d

弊社でも、抗菌・防臭の裏地の販売をスタートしました。

唐突ですが、バッグって色んなモノを入れませんか?
とは言え、金具など色んなパーツが付いてるバッグは、そう簡単に洗えないですよね?

スポーツジム用のバッグや学生さんの鞄、またはシューズケースなど抗菌・防臭機能の付いた素材は、色々な場面で使えそうです!!

色んな臭いが混ざると、ん?って眉間にシワが寄りそうな時ってありますよね。
陰干しをしたりして臭いを軽減する方法をとってる方もきっといるはずです!!

そんな事からか、トップランで「抗菌・防臭の素材ないの?」と聞かれることが多く、
今までは、別注にてそれぞれ対応させていただいておりましたが、
まずは一番利用頻度があって、ご要望が多かったナイロン2種類の黒を在庫販売させていただくことにしました。

今後、お客様のお声で色数や素材のバリエーションを増やしていく事も目標に頑張って販売したいと思います。